ゴールドギャルサン（1997年生、母ハタノオーマツカゼ）

ゴールドギャルサン（1997年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトロメオ（当時17歳）と交配したハタノオーマツカゼが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地21戦1勝、中央障害9戦0勝2着1回、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、畠山牧場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1999年）

9月15日、デビュー戦は小牧毅騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた2戦目は、3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のキンノメダルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンセイジハードから2馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のソーワジロウに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2000年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定4歳500万下の若菜賞（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧毅騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったランウエイライトからアタマ差の2着に惜敗した。

5月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月31日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、4歳（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月10日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた16戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた20戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、’00フェイスフルレイン特別（5）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池田鉄平騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセトノウインドに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

12月17日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

4歳（2001年）

1月20日、中4週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

1月30日、中0週で迎えた24戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月5日、約6か月の休み明けで迎えた25戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池田鉄平騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（7戦1勝）。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田鉄平騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田鉄平騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた30戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

11月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2002年）

1月7日、中3週で迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒルノニフティーから3馬身差の2着となった。

1月26日、中2週で迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた36戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。13着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は横山義行騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（11戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は横山義行騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた40戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。