トーヨートワダコ（2000年生、母トーヨーサンダー）

トーヨートワダコ（2000年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋十和田湖」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したトーヨーサンダーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）トーヨークラブ北海道支店。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般C18。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

7月14日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

3歳（2003年）

6月14日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

4歳（2004年）

4月10日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5 22（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロココをクビ差制して初白星を挙げた。

5月5日、中3週で迎えた5戦目は、一般C5 16（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた6戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5 23（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロココから1馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5 15（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサムソンゴーゴーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月4日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、一般C5 11（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた9戦目は、マリーゴールド特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2005年）

3月8日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカムイントゥパワーをハナ差制して休み明けの一戦をモノにした。

3月16日、連闘で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のバードウィングベルに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた12戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったザキャラクターから2馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中3週で迎えた14戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月11日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月30日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コートオブアームズに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2006年）

2月19日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

3月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シラタマボーイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。