キッズファイナル（2020年生、母エカルラート）

Kids Final

2020.04.24

キッズファイナル（2020年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+究極の」。毛色は栗毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したエカルラートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飛渡牧場。主な勝ち鞍は2023年のなぴかわ賞2023in岩手競馬(C2二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月19日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、セイグッドラックに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のなぴかわ賞2023in岩手競馬（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のヴィオレーヌに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月24日、中4週で迎えた5戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた8戦目は、ところがどっこいの助潮黒ラウ賞（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた10戦目は、C2（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミラクルレインボーをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

4歳（2024年）

3月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、がんばれ!福島県の酪農応援賞（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のリンシャンカイホウに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月31日、中1週で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。