オネスティローズ（1999年生、母サギヌマスワロー）

オネスティローズ（1999年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスオブライフ（当時16歳）と交配したサギヌマスワローが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。戦績は、地方21戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3四イ。

経歴

デビュー前

後藤稔厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2001年）

11月22日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、セイコーソロンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

2月28日、中7週で迎えた4戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた5戦目は、湯浅淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、勝ったキタサンエメラルドにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4歳（2003年）

2月7日、約7か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた11戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六イ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3六イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3四ウ（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1400m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のセイショウビーナスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（10戦1勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月10日、中5週で迎えた21戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。