バレーオブファイア（2020年生、母ジョーパルカ）

Valley of Fire

2020.05.23

バレーオブファイア（2020年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「火の谷。米国、ネバダ州の景勝地」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時7歳）と交配したジョーパルカが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は斉藤 政志。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤政志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、愛知ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、田畑利彦によって1,221万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月28日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

6月24日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったファミリーラヴに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた6戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。