ホウオウマリアン（2021年生、母ホノカ）

ホウオウマリアン（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時18歳）と交配したホノカが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の一般C20。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に敗れた。

6月2日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

7月14日、中5週で迎えた4戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた5戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた6戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウエムラ生誕30周年記念!!（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったパッセアジルに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウイゾウに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月23日、中1週で迎えた8戦目は、やぎ座特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では稟性の闘争本能でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコファーズに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2025年）

1月8日、中7週で迎えた10戦目は、ノースポール賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロジェに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。