ツルノアラシ（2004年生、母ジヨウシユウダイヤ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、島瀬順一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、島瀬順一から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2006年）

8月18日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャインフレイバーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

11月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の葉牡丹特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアザレア特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3歳（2007年）

1月22日、中2週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の朝顔特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。