ユーワリアル（1992年生、母ユーワクィーンヘラ）

ユーワリアル（1992年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時13歳）と交配したユーワクィーンヘラが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方21戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年の一般D2ロ。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

7月22日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は424kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた7戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、4着を確保した。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り雨/重）に出走。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4歳（1996年）

1月4日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、5歳B2（新潟(地)ダート1600m 雪/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーギャラクシーから4馬身差の2着に敗北した。

4月8日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般D2ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトリキからクビ差の2着に甘んじた。

4月21日、中1週で迎えた13戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた14戦目は、一般D2ホ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムレウインから1馬身半差の2着に敗北した。

5月20日、連闘で迎えた15戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田延由騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノジャンボに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトホープから2馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田延由騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクニアサヒからクビ差の2着に甘んじた。

9月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般D2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田延由騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた24戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田延由騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンバタイショウに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

12月14日、中5週で迎えた27戦目は、鶴田知久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた28戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鶴田知久騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月1日、連闘で迎えた30戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオニマルから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中2週で迎えた31戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。