レイズルノワール（2021年生、母アーリースプリング）

レイズルノワール（2021年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「上げる+黒(仏)。本馬の馬体の鮮やかな色合いより」。毛色は青鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時11歳）と交配したアーリースプリングが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2九。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月3日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は574kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に敗れた。

6月1日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

8月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

4歳（2025年）

3月29日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のウインプロヴァンスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったロックオブソシジに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、サクラマウに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月9日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ヒロシゲアトムに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた14戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、茨城県馬牧場防疫協議会賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた16戦目は、坂井瑛音騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた17戦目は、オランダ島賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑛音騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。