バンダムライデン（2002年生、母バンダムクミ）

バンダムライデン（2002年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時21歳）と交配したバンダムクミが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦3勝。主な勝ち鞍は2004年のはやぶさ特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、バンダム牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2004年）

8月7日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は491kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパワーウィンロードに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のアスリートフェアに1馬身の差をつけて制した。

9月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のテラノローズを3/4馬身振り切って負け無しの3連勝を決めた。

10月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3歳（2005年）

4月1日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

7月10日、中8週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の七重浜特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

8月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の岩室特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。