ジンデンバリュー（2003年生、母ダイヤモンドダスト）

ジンデンバリュー（2003年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋価値」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時18歳）と交配したダイヤモンドダストが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）富川牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害22戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

3月18日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月1日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

11月5日、中4週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた9戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた10戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。

4歳（2007年）

1月8日、中1週で迎えた11戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた12戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた13戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた15戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は山本康志騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月29日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月28日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月8日、中5週で迎えた20戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5歳（2008年）

1月12日、中4週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシェイクマイハートをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

2月9日、中3週で迎えた22戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月23日、中5週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月7日、中7週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた26戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（7戦1勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で柴田大知騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田大知騎手（10戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。