ムーンライトソング（2006年生、母スリーピングヒル）

ムーンライトソング（2006年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「月光＋歌」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時12歳）と交配したスリーピングヒルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、中央障害1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月19日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2009年）

2月14日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスマートダズルに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

4月26日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、伸びてきたユングフラウヨシコ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月17日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月18日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で伊藤工真騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた10戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた11戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4歳（2010年）

4月10日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。