エンゼルポッケ（2001年生、母ミナミノガルチ）

エンゼルポッケ（2001年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使＋ポケット」。毛色は鹿毛。種牡馬のケントニーオー（当時11歳）と交配したミナミノガルチが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ターフィー牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方15戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C6-3。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月6日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月26日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアラベラに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（2005年）

1月1日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8-3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

1月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C6-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイカツシップウに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月17日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C6-1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C5-1（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C6-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月19日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上C6-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小谷周平騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で小谷周平騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で小谷周平騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C6-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小谷周平騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小谷周平騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小谷周平騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。