ココニサチアリ（2000年生、母マリキータ）

ココニサチアリ（2000年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「『ここに幸あり』好きな歌曲」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時14歳）と交配したマリキータが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般B3 C1-3。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月8日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2003年）

2月22日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではいい脚を見せられず17着に敗れた。

6月15日、中5週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた9戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、初秋特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた10戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、仲秋特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた11戦目は、多野特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレナンセラから1馬身半差の2着に敗北した。

11月29日、連闘で迎えた12戦目は、立冬特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、中4週で迎えた13戦目は、迎春賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月18日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、一般B3 C1-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた15戦目は、一般B3 C1-3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のティッピングに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月3日、中6週で迎えた16戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

6月19日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。