ブレーヴブラッド（2000年生、母ムゲンパワー）

ブレーヴブラッド（2000年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇者の血」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時17歳）と交配したムゲンパワーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川哲也。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦2勝2着3回。2002年のアグネスタキオン賞に勝利した他、2002年のイノセントカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、中川哲也から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

4月25日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエミネントプリティからクビ差の2着に甘んじた。

5月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホットニュースに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックミラージュから2馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアグネスタキオン賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイピカイチに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスペシャルウィーク賞（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィンシュールから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月15日、連闘で迎えた8戦目は、2歳オープンのクロフネ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた9戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。