オンリーロンリー（1990年生、母モリタカラクイン）

オンリーロンリー（1990年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスクラムダイナ（当時8歳）と交配したモリタカラクインが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）森垣牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1992年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

6月21日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた3戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナラライジングに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた12戦目は、アラ系3歳オープン（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3歳（1993年）

2月15日、中9週で迎えた13戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた14戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 雪/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は酒井章騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、アラ系一般C1ハ（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井章騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1994年）

3月23日、約11か月の休養明けで迎えた17戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、C3イ（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた18戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3ロ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。