ラックマイサイド（2006年生、母アストライアー）

ラックマイサイド（2006年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「幸運を私の側に」。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時9歳）と交配したアストライアーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大林ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦1勝2着2回。2008年のターフチャレンジ3で2着に入った他、2008年の栄冠賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八木サニーファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月22日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスマートンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月28日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のツルオカジョオーをクビ差制して初勝利を挙げた。

6月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月26日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレオンリーワンから5馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた9戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

11月6日、中4週で迎えた10戦目は、2歳オープンのザール賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

11月19日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンの門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3歳（2009年）

1月9日、中6週で迎えた12戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の紅梅賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月9日、中4週で迎えた14戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

10月28日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた15戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月26日、連闘で馬体重を前走から17kg減らして迎えた17戦目は、深谷特選和牛協議会賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた18戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

4歳（2010年）

2月10日、中6週で迎えた20戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で濱田達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で濱田達也騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で濱田達也騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた23戦目は、山下貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。