タガノヴィグラス（2011年生、母タガノレイヤード）

タガノヴィグラス（2011年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時15歳）と交配したタガノレイヤードが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠タガノファーム。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

10月20日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は570kg。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3歳（2014年）

2月2日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

3月1日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のメレアグロスを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。