マリヲ（2007年生、母マリーベル）

マリヲ（2007年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴィクトリースピーチ（当時14歳）と交配したマリーベルが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月28日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

12月27日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のラブシェーマを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2010年）

1月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

4歳（2011年）

6月4日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた5戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

8月6日、中8週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた6戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

10月25日、中4週で馬体重を前走から33kg増やして迎えた9戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、報知澪標特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、菊正宗特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。