セーヌプリンセス（1999年生、母サクラスズカゼ）

セーヌプリンセス（1999年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時17歳）と交配したサクラスズカゼが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方13戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

香取和孝厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

6月18日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。馬体重は499kg。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンジリファイターに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

4歳（2003年）

1月15日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

2月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1490m 内回り雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ベニノサンダーに交わされて1馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で澤佳宏騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフタバタイニーを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月26日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で澤佳宏騎手（10戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で澤佳宏騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のセイワカシオペアに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

6月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で澤佳宏騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、コトブキドリームに交わされて1馬身半差の2着となった。