フジノティアラ（1989年生、母ベストベンチヤー）

Fujino Tiara

1989.03.20

フジノティアラ（1989年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時10歳）と交配したベストベンチヤーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、中央障害5戦0勝。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

2月8日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1800m 晴/重）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた5戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

10月24日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、堀井雅広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、菅原隆明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ヤギリハッピーに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（1993年）

1月23日、中8週で迎えた9戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた11戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた12戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は成田均騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。