アポロデショコラ（2007年生、母アポロドゥルガー）

アポロデショコラ（2007年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋チョコレート（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のアルカセット（当時7歳）と交配したアポロドゥルガーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月24日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

12月26日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

3歳（2010年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルヨシヒロに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

1月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキャッツアイに5馬身の差をつけて制した。

2月6日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の青の洞門特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた8戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大観峰特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキャッツアイに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月16日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（6戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（7戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月18日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳戦の薩摩街道向田宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（8戦3勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月9日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、薩摩街道鹿児島宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。