クリーンエメラルド（2007年生、母バルチックチル）
Clean Emerald
2007.05.07
クリーンエメラルド（2007年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時17歳）と交配したバルチックチルが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C2一。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 28戦3勝 [3-3-3-19/28]
- 総賞金国内
- 449万円
- 生年月日
- 2007年5月7日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 黒川幹生福山
- 馬主
- 開原一男
- 生産者
- （有）千代田牧場
- 抹消情報
- 中央：2010年7月13日抹消
地方：2013年10月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のバルチックチルは海外23戦5勝。祖母のCold Heartedは海外20戦3勝。曾祖母のTurn to Northは海外6戦1勝。父のコマンダーインチーフは海外G1・2勝（愛国芝,英国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Blenheim＝His Grace | 6×5*7 | 5.46% |
| き | Pharos＝Fairway | 7*7*7×6*7*7*7*7 | 7.03% |
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Northern Dancer | 4×3 | 18.75% |
| 牡 | Mahmoud | 7*7×4*6 | 9.37% |
| 牡 | Turn-to | 5*6×4 | 10.93% |
| 牡 | Native Dancer | 5*6×5 | 7.81% |
| 牡 | Nearco | 6*6*7*7×5*6 | 9.37% |
| 牡 | Fair Trial | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Equipoise | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Teddy | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Bull Lea | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Gainsborough | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Solario | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 7×7 | 1.56% |
| 牝 | Selene | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- リファール系
- ファミリーナンバー
- 3-n
レース成績
経歴
デビュー前
須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2010年）
1月24日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。
2月7日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
3月14日、中4週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。
5月9日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入った。
5月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。
6月13日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
7月10日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。
8月12日、中4週で迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフェンウェイバードに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
8月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のミスチフに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
4歳（2011年）
2月2日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
2月22日、中2週で迎えた11戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。
3月15日、中2週で迎えた12戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。
3月31日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
4月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
9月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したペリフェラルポートにクビ差届かず2着に甘んじた。
9月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったカントリーバードに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
10月4日、中1週で迎えた17戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた19戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシノプシスをアタマ差振り切って3勝目をつかんだ。
11月19日、中1週で迎えた20戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3一（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーストラックから3/4馬身差の2着となった。
11月26日、連闘で迎えた21戦目は、一般B3一（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月12日、中1週で迎えた22戦目は、備後安田杯（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3一（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（2012年）
2月6日、中5週で迎えた24戦目は、一般B3二（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月13日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で黒川知弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月26日、中1週で迎えた26戦目は、春風スプリント（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で黒川知弘騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で黒川知弘騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた28戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、一般B3（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。