コパノダニエル（2015年生、母スパイオブラヴ）

コパノダニエル（2015年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のコパノジングー（当時10歳）と交配したスパイオブラヴが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤敏明。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年のオリオン特別。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月3日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に敗れた。

9月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

12月3日、中5週で迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のいごっそう特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサンダラボッチに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月12日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のオリオン特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサンダラボッチに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

3歳（2018年）

1月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のポンカンジャム特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の金柑のシロップ煮特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったリワードオランジュに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月14日、連闘で迎えた10戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月21日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったマインキングに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホウザンキングダムを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（8戦3勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったゴッドツェッペリンを半馬身捉え切れず2着となった。

3月27日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（9戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモーヴに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月3日、中0週で迎えた17戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた18戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、もんや特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボーアムルーズに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

6月10日、連闘で迎えた19戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、アジサイ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のボーアムルーズに1馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月10日、中1週で迎えた21戦目は、カンナ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた22戦目は、ベイリーフ8周年特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた23戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

9月24日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は山頭信義騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた26戦目は、頑張れ!高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。