オギユークイン（1991年生、母ユーセコクイン）

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月5日、デビュー戦は栗田伸一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマルカテンイチボーに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ワイドブライトに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗田伸一騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のイーグルチヒロを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で栗田伸一騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

10月30日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月26日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（1995年）

7月30日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は栗田伸一騎手（6戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗田伸一騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗田伸一騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗田伸一騎手（10戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったウェーブオーラにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で栗田伸一騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったワイルドブラスターに詰め切れず、5馬身差の2着となった。