オーラガイア（2005年生、母イクノハレスガタ）

オーラガイア（2005年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したイクノハレスガタが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）五丸農場。戦績は、地方13戦3勝2着2回。2007年の若武者賞で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五丸農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、カナイシスタッドによって640.5万円で落札された。

八木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2007年）

7月5日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は483kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴァイタルシーズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の新風特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったヴァイタルシーズに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンの若武者賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったアオゾラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中3週で迎えた4戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた5戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のポインセチア特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のジルグリッターを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3歳（2008年）

3月28日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦のもくれん特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒデサンジュピターに1馬身3/4の差をつけて勝利を手に入れた。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳S3のクラウンカップ（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月4日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた11戦目は、アルタイル賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

5歳（2010年）

1月28日、約19か月の休み明けで迎えた12戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月31日、中8週で迎えた13戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。