サヴォンリンナ（2022年生、母サイマー）

Savonlinna

2022.03.07

サヴォンリンナ（2022年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フィンランドのサイマー湖の湖岸に位置する都市。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時9歳）と交配したサイマーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。2025年の忘れな草賞(オープン 牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中克典厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月9日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、サタデーサンライズにアタマ差交わされて2着となった。

3歳（2025年）

2月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタサンハナビラを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

4月13日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサタデーサンライズに1馬身1/4の差をつけて2勝目を獲得した。

5月25日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で北村友一騎手（4戦2勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって17着に終わった。

9月7日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2の紫苑ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

10月2日、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。