ハイソックス（1992年生、母キタノビユーテイー）

ハイソックス（1992年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のカヅミネオン（当時6歳）と交配したキタノビユーテイーが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹中博之。戦績は、中央平地5戦2勝、地方18戦1勝。主な勝ち鞍は1995年のアラ系4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月18日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

6月26日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のサンライトシャインを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（1995年）

2月11日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヨウメイパラダイスに2馬身半の差をつけて久々の実戦をモノにした。

2月18日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた5戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/重）に54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月17日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月1日、中8週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月14日、中4週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田辺弘騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1996年）

1月26日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田辺弘騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で田辺弘騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田辺弘騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で田辺弘騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田辺弘騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田辺弘騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田辺弘騎手（13戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月24日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で田辺弘騎手（14戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラッドジャガーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

7月19日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1997年）

6月10日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた22戦目は、松本心平騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた23戦目は、松本良平騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。