マルモジーニー（2022年生、母マルモレイナ）

マルモジーニー（2022年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+魔神、精霊」。毛色は鹿毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時10歳）と交配したマルモレイナが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はオカモトファーム。主な勝ち鞍は2025年の鈴木家&海野家WEDDING記念(B2)。

経歴

デビュー前

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月20日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

12月28日、中9週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

3歳（2025年）

1月18日、中2週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

4月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた5戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ゴルティスに3/4馬身交わされて2着となった。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったルミナヴィクターに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鈴木家&海野家WEDDING記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバイアンドホールドに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の将棋アイドルたんぽぽ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノノーチラスに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月7日、中7週で迎えた9戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた10戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のウエスタンアミーゴに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、みんなを笑顔に幸福に!結斗君誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で魚住謙心騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリーンスレイトに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。