ジョウノルビー（2007年生、母シーズグレイス）

ジョウノルビー（2007年2月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ルビー」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時22歳）と交配したシーズグレイスが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の名古屋チャレンジカップアップル賞。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

11月7日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では非凡な末脚を披露したが、5着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、4着に終わった。

3歳（2010年）

1月13日、中5週で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフリークムーンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月20日、中4週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5歳（2012年）

3月24日、約21か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。