キョウエイカプリス（2011年生、母レイズユアグラス）

キョウエイカプリス（2011年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋気まぐれ（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時12歳）と交配したレイズユアグラスが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

11月16日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

3歳（2014年）

4月20日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

6月14日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカガフレグランスを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。