カプチーノ（2011年生、母オグリエンゼル）

カプチーノ（2011年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「コーヒーの飲み方の一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時14歳）と交配したオグリエンゼルが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）稲葉牧場。戦績は、中央平地19戦0勝、地方26戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C1二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、福山育成牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月29日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 雨/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3歳（2014年）

1月19日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた10戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に敗れた。

4月20日、中8週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月24日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のシャトーザールに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月19日、中2週で迎えた15戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディスクレーションに約12馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

10月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のバトルランチャに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手にした。

11月22日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4歳（2015年）

1月5日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた22戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた23戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、アクアマリンスター賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた24戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったリゼコーフィーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月16日、中6週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したフミノフォーチュンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月13日、中2週で迎えた28戦目は、SKNフラッシュ8カップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた29戦目は、淡路島牛乳特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた30戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた31戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、尼崎市制100周年プレ記念特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったユノスパーダに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5歳（2016年）

1月12日、中3週で迎えた36戦目は、ゆずりは賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（8戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったマルカジャーニーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月16日、中2週で迎えた39戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、なのはな賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた43戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた44戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のキョウワエルフに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月26日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。