バゴガエシ（2012年生、母サパス）

バゴガエシ（2012年2月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名＋返還すること」。毛色は栗毛。種牡馬のバゴ（当時11歳）と交配したサパスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の一般C3-9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台コーポレーション白老ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、めばえ企画によって567万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月17日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

4歳（2016年）

1月17日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンドメサージュに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月7日、連闘で迎えた5戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

2月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマニンジェルブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた9戦目は、鈴木英翔くん誕生特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、サプールコンゴにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。