トキオエリート（1994年生、母トキオカルメン）

トキオエリート（1994年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時6歳）と交配したトキオカルメンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は滝本健二。戦績は、中央平地10戦1勝、地方13戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月25日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

2月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るパープルランスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月15日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

7月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4歳（1998年）

3月14日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月12日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、米山特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月22日、中0週で迎えた12戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、麒麟山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた13戦目は、松竹梅特別（新潟(地)ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、八海山特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、妙高特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた17戦目は、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月13日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のさわやか特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイトバーンから半馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた19戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の東港特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンセットシーンから4馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた21戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、笠堀特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月15日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般B1イ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中4週で迎えた23戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、駒ケ岳特別（三条ダート1650m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。