ランドヴユウ（1992年生、母フロアーショウ）

ランドヴユウ（1992年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時12歳）と交配したフロアーショウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地25戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の都井岬特別(500万下牝)。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

7月17日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、エイシンサンサンにクビ差交わされて2着となった。

10月2日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカシノリュウジンを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島裕和騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳G1の阪神3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で田島裕和騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

3歳（1995年）

1月8日、中4週で迎えた7戦目は、4歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田島裕和騎手（6戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

3月4日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田島裕和騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のさわらび賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田島裕和騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で田島裕和騎手（9戦1勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田島裕和騎手（10戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るコメットハンターを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

6月4日、中3週で迎えた12戦目は、4歳900万下の白藤ステークス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田島裕和騎手（11戦2勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたカチボシ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月22日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、牝馬限定3歳G2のローズステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田島裕和騎手（12戦2勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田島裕和騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で田島裕和騎手（14戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の千種川特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で田島裕和騎手（15戦2勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4歳（1996年）

1月13日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の新春賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で田島裕和騎手（16戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた18戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の春日特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、5歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の浜名湖特別（中京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の三木特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原田聖二騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフジノチュンリをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

9月28日、中6週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で原田聖二騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で原田聖二騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。