ナムラエデン（2021年生、母ナムラミーティア）

Namura Eden

2021.03.13

ナムラエデン（2021年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+理想郷」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時10歳）と交配したナムラミーティアが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はいとう牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

小栗実厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

6月24日、デビュー戦は西塚洸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は412kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

8月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたモアリジット決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

9月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島まなみ騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったコートリーバウに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月9日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島まなみ騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のサロニコスを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2024年）

2月3日、中7週で迎えた6戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に敗れた。

4月28日、中9週で迎えた8戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。