イーサンボンバー（2011年生、母パピヨンフラッグ）

イーサンボンバー（2011年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時14歳）と交配したパピヨンフラッグが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

荒山勝徳厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2013年）

10月4日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は530kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のロックエースに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月25日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3歳（2014年）

9月22日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から59kg増やして迎えた4戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月30日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた6戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた7戦目は、JA高崎ハム賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、船橋屋田久保大サービス!船橋らーめん賞（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るピュアラインを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（2015年）

1月13日、中5週で迎えた9戦目は、スタンド3階「優売店」OPEN記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた10戦目は、日本一なるぞ村松拓キングコングニー記念（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた12戦目は、春興賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったリュウノハヤテに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月16日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

11月24日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。