グレイトインディ（2020年生、母ピンロックリー）

グレイトインディ（2020年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「見事な(父名より)+母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のレーヴミストラル（当時8歳）と交配したピンロックリーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はスカイビーチステーブル。主な勝ち鞍は2023年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月30日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3歳（2023年）

3月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

3月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月19日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るジャガンナートを鮮烈な末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた11戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

12月16日、中4週で迎えた12戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4歳（2024年）

1月18日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、キンセンカ賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、アルファマドンナに交わされて5馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、アリアンロッド賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ダルジェントに交わされて5馬身差の2着となった。

2月6日、連闘で迎えた15戦目は、馬い!八丈島レモンを食べよう（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のスティールウィルに1馬身半の差をつけて制した。

5月29日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた17戦目は、蓮沼ウォーターガーデン杯（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で臼井健太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

8月30日、中5週で迎えた19戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、2024JockeysFestival（5th）（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、マイキーマジックに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、中3週で迎えた20戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、2024JockeysFestival（6th）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

10月31日、中4週で迎えた21戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド船橋第2戦（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた22戦目は、エウプロシュネー賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。