クレバーキング（2008年生、母ダライール）

クレバーキング（2008年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時7歳）と交配したダライールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡崎牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、中央障害6戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡崎牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月24日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

3歳（2011年）

3月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月7日、中2週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り雨/不良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラルゴを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月18日、中2週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

8月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月10日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上500万下の定山渓特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4歳（2012年）

1月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の唐戸特別（小倉芝1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3月4日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝2200m 小雨/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は高倉稜騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

10月20日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグネスハイヤーから6馬身差の2着となった。

5歳（2013年）

1月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったピンクジャスミンから約15馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。