クリノリュウイーソ（2012年生、母トゥインクルレイン）

クリノリュウイーソ（2012年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋緑一色（麻雀用語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時10歳）と交配したトゥインクルレインが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、中央平地12戦0勝、地方31戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C2 19。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって283.5万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月27日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

3歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

2月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月14日、連闘で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた8戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

5月9日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（5戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（2016年）

1月12日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた14戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

3月10日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた18戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた21戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート900m 雨/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシラホシに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月19日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマジックアイランドに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

7月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、アポロパトリックに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず3着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダルドに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で鮫島克也騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鮫島克也騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で鮫島克也騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5歳（2017年）

1月14日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

1月29日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた34戦目は、4歳以上C2 49（佐賀ダート900m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山口以和騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクイックアクティーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山口以和騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルタイを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月4日、中1週で迎えた37戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 43（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた38戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は岡村健司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた42戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた43戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。