ユメノクラリティー（2000年生、母マシェアー）

ユメノクラリティー（2000年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「夢の透明度」。毛色は栗毛。種牡馬のサンダーガルチ（当時8歳）と交配したマシェアーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入った。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチーサキーを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下（阪神芝1400m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

3歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦1勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月13日、約8か月半の休養明けで迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（6戦1勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

4歳（2004年）

7月3日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。