コルノグランデ（2008年生、母ベネヴェント）

コルノグランデ（2008年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イタリア中部のアペニン山脈の最高峰」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したベネヴェントが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地13戦3勝。主な勝ち鞍は2012年の立川特別(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月18日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルメダリストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2012年）

2月4日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月24日、中6週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のドラゴンアルテマに1馬身3/4の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

5月12日、中3週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の立川特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスナイプビッドをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月7日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1000万下の六社特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦皇成騎手（5戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5歳（2013年）

5月18日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の秋川特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

6月16日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の相模湖特別（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続でC.ウィリアムズ騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

9月22日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の外房特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6歳（2014年）

2月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の大島特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。