アラシノセイシュン（2001年生、母フラッシュオーバー）

アラシノセイシュン（2001年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「嵐の青春」。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時13歳）と交配したフラッシュオーバーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。戦績は、中央平地5戦0勝、地方14戦1勝2着3回。2004年の北日本新聞杯(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本智広から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、坂本智広から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、北海道馬主会によって210万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月9日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雪/稍重）に出走。馬体重は418kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツリーからクビ差の2着に惜敗した。

4月16日、連闘で迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファイブリーガルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた8戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月9日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、藤川洋一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるモエレコマンダーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月9日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハヤテイナズマを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

1月4日、中3週で迎えた12戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のサラブレッドヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月10日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた14戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた15戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

6月13日、中4週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた16戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月10日、中3週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。