プリンセスセイコ（2013年生、母ケージーフジムスメ）

プリンセスセイコ（2013年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「王女＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のカネヒキリ（当時11歳）と交配したケージーフジムスメが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝。主な勝ち鞍は2015年のセレクトゴールド2。

経歴

デビュー前

藤ヶ崎一男厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2015年）

8月31日、デビュー戦は柿原翔騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は446kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルヨエリモに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、中3週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた3戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクトゴールド1（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着を確保した。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のセレクトゴールド2（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のアヴァンデセールに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月19日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（3戦2勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

3歳（2016年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の白鳥特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のエムティアポロンをハナ差振り切って3勝目を手にした。

1月31日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下のごぎょう賞（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（5戦3勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（6戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

3月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（7戦3勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（8戦3勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（9戦3勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（10戦3勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

8月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、3歳戦の雷鳥特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。