トニーサトラ（1985年生、母ダイアモンドサトラ）

トニーサトラ（1985年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハビトニー（当時11歳）と交配したダイアモンドサトラが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋義浩。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回、地方30戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

鈴木喜雄厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1987年）

11月22日、デビュー戦は河津裕昭騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた2戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインタードリームから1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は河津裕昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトミーフエタに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1988年）

2月8日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月28日、中5週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサフアリートツプに半馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月26日、中9週で迎えた8戦目は、3歳戦のグラジオラス特別 2組（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のサフラン特別 2組（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のセンシヨウオーをアタマ差制して3勝目を獲得した。

11月28日、中4週で迎えた11戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハシモトオーに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B2-1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハローボギイから1馬身差の2着となった。

4歳（1989年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハグロルビーに3馬身の差をつけて制した。

5月21日、中1週で迎えた16戦目は、レグルス（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスメリーに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

6月5日、中1週で迎えた17戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、オリオン（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノヒデリユウに4馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

7月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、読売杯（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトツプオリオンからアタマ差の2着に惜敗した。

7月31日、中1週で迎えた19戦目は、フエニックス（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナカノシンゲキに3馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた20戦目は、ペガサス（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、ペガサス（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（9戦4勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中5週で迎えた22戦目は、ペガサス（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（10戦4勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた23戦目は、フエニックス（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバロイドをクビ差制して優勝

11月28日、中4週で迎えた24戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、ペガサス（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた25戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、中日杯（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1990年）

3月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月28日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

5月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマサダイアンを3/4馬身振り切って10勝目を達成した。

6月17日、中3週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

10月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた31戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた33戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンライトロイヤルを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月23日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6歳（1991年）

1月7日、中1週で迎えた35戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（6戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジャストァウーマンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた36戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、約7か月の休み明けで迎えた37戦目は、坂口義幸騎手を鞍上に迎えて、シンビジューム特別（名古屋ダート1800m 雨/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のコウヨウカピタンに1馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

7歳（1992年）

1月20日、中3週で迎えた38戦目は、ヒヤシンス特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口義幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムオーレーからハナ差の2着に惜敗した。

2月19日、中3週で迎えた39戦目は、東海キング（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口義幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月27日、中4週で迎えた40戦目は、フリージア特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口義幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。