ピクシー（1988年生、母ファイアーダンサー）

Pixie

1988.03.30

ピクシー（1988年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時12歳）と交配したファイアーダンサーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地3戦2勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳500万下(牝)。

経歴

デビュー前

小林稔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月27日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のマジックショールに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月16日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のインターエトワールを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月7日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（京都芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦2勝）。17頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に敗れた。