トオノギャル（2004年生、母ダンシングクロス）

トオノギャル（2004年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「地名（岩手県遠野市）＋女の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時19歳）と交配したダンシングクロスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方41戦2勝2着1回。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

3月24日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したアヤメを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

5月13日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に敗れた。

12月21日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4歳（2008年）

1月4日、中1週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2十11（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月1日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11 12（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3月8日、中4週で迎えた7戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般D7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた8戦目は、それは土佐褐毛牛特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた10戦目は、一般Dハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた11戦目は、一般D7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮川実騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた12戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般D8（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般D8（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般D7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた15戦目は、祝美咲バースデー特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた16戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般Dハ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた17戦目は、一般D7（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサウスユウキオーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた19戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般D7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（9戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた22戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、一般D6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般Dハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた24戦目は、一般D9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（10戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリキアイシンセイに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般D4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は森井美香騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた26戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮川実騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた27戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は森井美香騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月13日、中0週で迎えた28戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森井美香騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般D4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた30戦目は、一般D10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は森井美香騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた32戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は森井美香騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた33戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のワンモアアテインをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

12月20日、中2週で迎えた34戦目は、一般D2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（13戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた35戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般D2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた36戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は森井美香騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた37戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森井美香騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた38戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般Cニ Dイ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた39戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般D8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた40戦目は、一般D2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた41戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた42戦目は、一般D2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた43戦目は、一般E11（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた44戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般E9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。