ヒカリオーシャン（2009年生、母ヒカリトリアネー）

ヒカリオーシャン（2009年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋海」。毛色は鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時12歳）と交配したヒカリトリアネーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

4月1日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオーシャンドライブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったデンコウアクティブに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のローレルアウェイクをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。