サクラエルボーイ（1984年生、母イチキタヒツト）

サクラエルボーイ（1984年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のエルシド（当時22歳）と交配したイチキタヒツトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は原田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年のアラ系一般C1。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

6月22日、デビュー戦は成田均騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

10月4日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月16日、連闘で迎えた5戦目は、森勝義騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で森勝義騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（1987年）

5月23日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、山本金治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノスイセイから半馬身差の2着となった。

6月27日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本金治騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系4歳（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本金治騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月1日、中0週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月11日、中0週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木秀之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で青木秀之騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で青木秀之騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドヒカリから2馬身半差の2着となった。

10月1日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青木秀之騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で青木秀之騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本金治騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、大岩浩行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサオホマレから半馬身差の2着となった。

12月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、山口健治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のジヨージフアイターに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月29日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口健治騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1988年）

1月10日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口健治騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラオシンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月27日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口健治騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口健治騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口健治騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒミヤシロに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

3月15日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口健治騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般B2 C1（足利ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口健治騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2 C1（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山口健治騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた28戦目は、アラ系一般B2 C1（宇都宮ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口健治騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口健治騎手（10戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般B2 C1（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口健治騎手（11戦3勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月21日、中0週で迎えた31戦目は、アラ系一般B2 C1（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山口健治騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。