プルスウルトラ（2008年生、母トゥザヴィクトリー）

プルスウルトラ（2008年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「もっと遠くへ（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したトゥザヴィクトリーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって8,400万円で落札された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

11月14日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は532kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤラクティを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月4日、中2週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に敗れた。

3歳（2011年）

2月5日、中8週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。